恐怖体験
それは私が部屋で窓を開けたままスプレーのガスを抜いていた時でした。
ふと頭の上を何かが通っていったんです!
音をたてずにス〜っと。
恐る恐る振り返って見ると…………((;゚д゚)))
ギャァーーー(;゚□゚ノ)ノ
スズメバチっ!!
刺されたら死ぬっ(;□;)!!
そんな恐怖を抱きながら私はコイツを部屋に閉じこめる事を決意しました。
弟の部屋と引き戸で繋がっていて、そこにはベランダがあるので窓がデカイ!!運良くソイツは見事に弟の部屋に入っていきました。
私はこれは逃がす絶好のチャンスだと確信しました。
しかぁ〜し、そんな期待もすぐに打ちのめされる事になったんです。
なぜなら、閉じこめているのに窓を開けてない事に気付いたから(-_-;)
6畳の部屋に入り、刺されずに窓を開け、スズメバチを逃がす方法…………。
ムリ×100!!( ̄▽ ̄)つ
だって防護服ないじゃん!!
「助けてオカン」そう思ったけど、気付きました。
運動神経のないオカンにやらせたら確実に私よりヤバイって事に(´・ω・)=3
…決心がつきました。
私はなるべく刺されても平気なようにジーンズを履き、ジャケットを着て頭にパーカーをかぶり、いざ出陣っ!!
ゆっくりとドアを開け中の様子を探り………………
ギャァーー(゚□゚;ノ)ノ
ドアに向かって飛んで来たぁ===(;゚ロ゚)
急いでドアを閉めたが戦意喪失。
冷や汗が出てきた。
足が震えてる。
ヤバイ、マジでビビってる。
それから3回ほどチャレンジしたけどヤツはずっと飛び回って私を窓に近づけないようにしている……。
そして、諦めかけたその時だった!!
ヤツがカーテンに止まって休んでいるではないか。
迷いはなかった。
私は急いで窓を開けに部屋に入った。
そして早く出ていかせる為にヤツに向かって扇風機の強を使って攻撃してみる。
全く効かない………
せっかく窓を開けるのに成功したのに、これでは2次災害が起きる危険性もある。
効果があるかはわからなかったが、殺虫剤をかけてみた。
すると、少しだが反応がありカーテンを歩き始めたではないか!?
これはイケルヾ(゚∀。)ノ
もう1度、もう1度……
あぁっ(人´∀`)♪
飛んだっ!!
そう、その調子、そのまま×2……
よっしゃぁ〜(((c=(゚ロ゚;q
強制退去、完了です。
まさに生きるか死ぬかのスズメバチとの恐怖体験でした。
その後、私は網戸の重要性に気付き、網戸を閉めたままスプレーのガスを抜き続けました。